『心中・恋の大和路』ポスター。
梅川と揃って並びです。歴代もそうですし、絵になります。
梅川。夢白さん、やっぱり抜群にきれい。
すさまじい美人でないとこの話は成立しないと思います。
この話が人気な理由を考えてみました。
養子にもらわれて店を任されるくらい優秀であろう主人公が、遊女に首ったけになる。
そして金を使い込む。友人の金、飛脚業の客の金を遊女に使う。
現代で考えると、ホステスにつぎ込む若き社長という感じでしょう。
それだけを考えると、忠兵衛はだいぶちょっと。。。
現代ならホステスやキャバ嬢は本気で一緒に逃避行するでしょうか。
梅川も本気ですね。
①とんでもないスキャンダラスな物語です。
やっぱり友人の八右衛門の方がまともでいい。
八右衛門は友人だから、男だから、忠兵衛を理解しようとする。
八右衛門以外の地元の友人も忠兵衛に一定の理解を示そうとする。
そこに人情があると思います。
②日本人は人情が好きです。
なぜ、凪七 瑠海さんが八右衛門役なのか、わかる気がします。
①、②を理由に『心中・恋の大和路』及び「冥土の飛脚」が人気が出たと思いました。
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