「双頭の鷲」が始まり一週間が経ちました。評判いいですね。
スカイステージでも初日レポート、お稽古風景、共演者トークが放映されていましたが、印象は【黒】!!い衣装。【モノトーン】な色彩。このポスターを見たときにミリオン喪服?と思いました。亡き夫を偲ぶ姿ですから。
お稽古風景&初日映像
私が映像を見て思ったことです。
轟さんとみりおんの愛の葛藤…2人だけの舞台って感じがしました。この物語はすごい演技力が必要な舞台だと思いました。
それをお二人は、お見事に造り上げておられるようでした。
轟さんの表情や台詞、すごい気迫を感じました。みりおんも気高く、本公演でエリザベートを演じて、今回はモデルがエリザベート皇后なので、世界観は通じるものがあるのかな、と思いました。
轟さん、演技の濃さがすごいです。表情ひとつ、台詞ひとつ、本物って感じで…。他の出演者の皆様はそれを見て色々考え研究されただろうなと思います。
2人だけの熱演、情熱の舞台だった気がします。そこに、愛月さんやずんちゃんや、そらくん……皆が花を添えてたとも取れました。
台詞の駆け引きがすごそうです。惹きこまれました。完璧なんでしょうね~。
轟悠さん
共演者トークでは司会は華陽子さんでした。轟さんの同期生の方です。トップになる前の真矢みきさんの相手役だったようです。
「エリザベート」で初代ルキーニを演じた轟さん。再び王妃を暗殺する役は「縁」だと語ります。
愛月ひかるさん、桜木みなとさん、和希そらさん、皆さん口にして言うのは、
「轟さんと同じ舞台、同じ稽古場にいて、勉強になる」とのこと。確かにそうででしょう。専科さんというだけでなく、轟さんは元トップスターさん。
轟さん、お顔が彫刻のように美しいですよね。お顔だけでなく、すごい気迫ある演技。本物の男の人のようです。なにか一味違いますよね。
専科だから?組長以上の上級生だから?元トップスターだから?
轟さんご自身は結構厳しいことをおっしゃっていました。
「見ている人は見てる。見てない人は私もそこで切り捨てる」と。お稽古や舞台で何かを吸収しようと頑張ってもがいている人には教えるけど、成長が止まっている人にはあえて教えないと受け取りました。
芸の世界に終わりなし、ですね。上級生であっても下級生から学ぶことがある。一人の役者と思って接しておられるようでした。そして、スタッフの力がなければ成り立たない、作品がお客様の何か力になったらうれしい、とも。
さすが、専科の方は言うことが違う!
まとめ
私は東京公演の上演まで2週間ですが、植田恵子先生の作品は、繊細で好きなので楽しみです。
黒づくめの衣装、暗いお話に隠された真実とは!?
正反対の深紅の情熱であってほしいと思います。
轟悠さん主演舞台です↓
花組シアター・ドラマシティ公演 ミュージカル『For the people ―リンカーン 自由を求めた男― 』 [DVD]