『記憶にございません!』-トップ・シークレット-、
『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』
大劇場初日を振付のニック・ウィンストン氏がご観劇になったということは、
東京公演だとかいつかのタイミングで三谷 幸喜さんが観劇されるかも?
改めて三谷版『記憶にございません!』を見て予習しました。
すごくまとまっていい映画でした!
色んな場面がありますが、官邸、公邸が多かったなあ。
公邸内部はソファにテレビに食事のテーブル。間取り広めの上級一般家庭なイメージ。
広い公邸、家族で住まないと洋館風で薄気味悪いかも。
それで、総理が「記憶にございません!」と言っているのも一回だけ。
総じて記憶がないから好展開したことが最大のテーマ。
宝塚版はこれから観劇ですが、少し違和感を感じそうなキャスティングは
鶴丸官房長官。官房長は長きに渡って黒いこともやってきたけど、
見た目が素敵だから国民には良い感じで映っている。それが出ると面白いかも。
輝月 ゆうまさんが怖怖じゃなく、スマート紳士風だと映画っぽいでしょう。
官邸料理人寿賀さん。斉藤由貴さんは若めに設定してました。
面倒くさげに真面目に仕事する人な印象。
番場のぞみ。常に総理の横にいて、かなり目立つ役。井坂より印象的。
詩さんは若いですが、一生懸命さが重なりそう。
野々宮万作は、コレと言った特徴がなく庶務係。井坂や番場が実務的に活動。
カメラマン兼ライターの古郡祐はクセ者だけど自分語りしないイケオジ。
自分が失脚した過去を匂わせながら仕事に食らいついて渋い役。外部の頼りになる人。
極美 慎さんが年齢以上の役で楽しみ。
山西あかねは目立つけど番場ほどではない。やはり総理側の方が出番は多い。
個性的なスパイスで好きなのが、外務大臣牛尾と、警官大関平太郎。
牛尾は見た目と、へこへこしたり居眠りが人物を語ります。大関平太郎はSP古賀より目立ち、
古賀が最終的に認めているのが誇らしい。このあたりのサブキャラを鳳真 斗愛さん、
大希 颯さんが笑いをサラってくれそう。
映画では田原坂46は出ないのですが、宝塚版は華やかでしょうか。
最後はドラマティックな展開も宝塚向きな作品かもしれません!
東京公演まで待ちきれない!
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