愛月ひかるさんが朗読劇『東京物語』にご出演。同作品は1953年の映画が原作で
ありますが、いつの時代にも家族の姿って似たようなものなのかなと思います。
私もこちらの映画は拝見したことはないのですが、今、朗読劇が上演されるというのは
何かを考えても良いのかもしれません。
親が感じとる、成長した子供一家の親身な温かさが欠けている雰囲気、忙しいのは
わかるんですけど、ちょっと寂しい感じ。
以外と娘、息子よりお嫁さんである他人の方が心遣いが優しかったりしますよね。
そんなありふれた風景も、舞台にすると、わかりやすく共感できるかもしれませんね。
東京・日本橋三越内にある三越劇場での上演。
レトロな劇場だからこそ昭和感があふれて物語にぴったりではないでしょうか。
愛月さんは、老夫婦の次男お嫁さん紀子役。夫が戦死して義父母に気遣いをみせる人物。
夫を愛していればこそ、義父母や家族に心を寄せることができます。
芯の強さも奥ゆかしさをもって凜と美しく生きていく紀子を参考にしたいですね。
日程、会場
2025年2月5日(水) ～ 9日(日)
三越劇場
出演
愛月ひかる
中尾隆聖
白石珠江（劇団民藝）
斉藤レイ
平田裕香
広瀬登紀江
馬場良馬
内海光司
