伶美うららさん。サヨナラ公演「神々の土地」「クラシカル ビジュー」に全力をそそいでおります。本日千秋楽。宙組一の美女の今後は…
いろんな役から学んで、成長させていただいた
ゆうりさんは、新人公演で4度ヒロイン、池田泉州銀行のイメージガールを務めている、現役屈指の美人ジェンヌです。
クラシカルな娘役で宝塚らしいところが好きでした。
「翼ある人びと―ブラームスとクララ・シューマン―」
この舞台が退団を決めた理由だそうで。
“じっくり型”。
「不器用なので、今やるべき事を端っこからかみ砕いていく感じ。腑に落ちた感じでやっていきたい。時間はすごくかかる。
ご自分をそんな風に評価されますが、何でもできそうな優等生に見えてました。
正統派の役だけでなく「ヴァンパイア・サクセション」の“死神”カーミラ役や、「エリザベート」の娼館主人マダム・ヴォルフなどコミカルにセクシーにと演技の幅を広げていました。
私が好きな役は、ゆうりさんのマダム・ヴォルフ。2番手娘役なのに、この役が一番好きだったというのは、彼女には正統派娘役より、個性的な役の方が合うからかなあ…
退団後の進路は、不明とのことですが、最近はみなさんそうおっしゃいます。
宝塚で経験してきたものを何かにつなげていけたら、という気持ちがおありのようなので、どこかでおめにかかることもあるでしょう。
あの、華やかでパッと目につく美貌は、何か不得意があってもインパクトが活かされるのではないでしょうか。
私が、ゆうりさんについて好きなのは、お化粧。自分をきれいに見せるのはお上手です。