北翔海莉さんはトップスターになるまで、様々なお役をされてきました。私は上級生でスターになってからの、みっちゃんしか知りませんが、それでも、私が観た中でも、個性的な役も多かったです。
トップスターになってからは、正統派二枚目、かっこいい主役ですが、脇役も含め、好きだった役を考えてみました。
1位 スカイ・マスターソン(ガイズ&ドールズ)
お披露目公演です。みっちゃんのイメージと違うのでは?と思っていましたが、優しいまなざしのギャンブラーで、相手役を観るときのみっちゃんが素敵すぎました。18年の努力の末、トップになった記念です。
とにかくデュエットの歌が酔いました。
2位 ダニロ伯爵(メリーウィドゥ)
初めてオペラでコメディを観たのがこの作品です。華麗なる宮廷と100年前から歌いつがれる名曲。みっちゃん本領発揮でした。そして、千秋楽の挨拶、「このメンバーでしかできなかった」の言葉もジーンときました。軍服初めて見ました。
3位 ラスティ(オーシャンズ11)
現代ものでみっちゃんのスーツは新鮮でした。「ジャンプ」の歌がみっちゃんにも、私にも、色んな人に共感できる歌で、特好きでした。ラスティは魅力的な人物です。
4位 ルノー大尉(カサブランカ)
まだ、北翔海莉さんをよく知らない時期で強烈な個性の役者さんだと思いました。フィナーレで若返っていたので、スターだったんだ、と改めて知りました。専科さんだと思っていました。
大空さんとの絡みが好きでした。みっちゃんは、大空さんを尊敬しているのだろうな、という空気がすごく出ていました。
ルノー大尉は映画でも、かなり年配男性が演じて、みっちゃんは、雰囲気はとても出ていました。コアなファンではなかった当時、うまい!!と思った作品です。
5位 次郎吉(風の次郎吉)
この公演も楽しかったな~。みっちゃんは次郎吉を演じたくてしょうがなかったとお茶会でお話くださいました。やっぱり、みっちゃんは芝居、人情ものが面白くて仕方ないのでしょうか。江戸もの北翔海莉さん、素敵だったな~。宝塚の枠を超えたと思いました。
まとめ
9月、宝塚大劇場で「桜華に舞え」を観たときに、後ろの席のご婦人が、みっちゃんを予科性の頃から応援しているとおっしゃっていました。すごく長い期間応援されて、すごいなと思います。
そういうコアなファンの皆様には退団はとても辛いと思います。
スカイステージは11月は北翔海莉特集でしたので、そちらも楽しみたいです。
きっとまたどこかで、みっちゃんのエンタテイメントが観れることを祈りつつ、最後まで元気に舞台を務めていただきたいです。