『殉情(じゅんじょう)』画像アップ。
どちらの佐助も素敵ですね。
帆純さんは現代風な、一之瀬さんは大正ロマン風な。
個人的には一之瀬さんの若旦那風なクラシカルな感じが好きかも。
格好良すぎて二人とも丁稚には見えません…
春琴も美貌の二人のヒロインが楽しみ。
春琴は幼い頃に失明してそれ以降、不自由を余儀なくされて可愛そうだと思っていました。
しかし、お嬢様とは言え、召使いに強く当たるのはよくないなあ。。。
と今までは思っていました。
佐助はよく耐えられるなあ、相手が美人でも。
最近では、もし、佐助がマゾヒズムであったなら。
他者から苦痛や加虐を与えられて単に喜ぶだけの心理があったなら。
マゾヒストは異常だという偏見も存在します。
しかし、性的嗜好における異常か正常かという問題は難しいのではと思います。
目をつぶしてまで春琴の美貌を焼き付けておきたい、それが耽美ということなのでしょうか。
道徳的ではない世界観を、普通の観念で生きる私達が理解し、
自分にはない世界だからこそ文学として観るのが難しいし、
演じる側も大変な演技力になるだろうと思います。
前回の記事↓