花組東京公演「邪馬台国の風」観てきました♪楽しかった!!
兵庫県在住の友人が、ムラでの評判をいまいちと言っていたので、東京が始まる前にどうだろうなあと思っていたところ、私、このお話好物です!!
江戸や平安時代の日本物も文学的にすばらしいけど、古代って好きかも…
洋物でも中国ものでもなく、日本文化などまだなかった時代、不思議な感覚です。大陸的というのかな。全部おおざっぱな時代?知識も確証もないから、占いが当たったとか霊力があるとかで権力が握られる時代。
すごくハマりました。好物です!!
やはり私はオリジナル作品はが好きです!スピーディーな舞台転換、群舞、どれも初物がいいです。
この公演、運よくもう一回観れます。細かいところは2回目の観劇日記で記すとして、邪馬台国側の感想を書かせていだたきます。
感想
タケヒコ(明日海りお、華 優希 )
少年タケヒコの華ちゃん、かわいいです。もっと少年場面があるかと思いきや、「ベルばら」の少女オスカルが青年オスカルに切り替わるのと似てました。
華ちゃん下向いてるのが多くて、もっと顔を見せてほしかったです。
青年タケヒコは、美青年になりましたねー。孤独と怒りを秘めて強くなってきたヒーロー、かっこいいですね!
タケヒコは基本的に優しいですね。それが明日海さんのイメージに重なって、すごく素敵でした。ヒミコとの出会いが新鮮なのと、2回目に会うときの確信の憧れ。気持ちを丁寧に演じてます。
みりおさん、ワイルドなロン毛男らしいですね~。みりおさんは何をやっても見た目が美しい(^^♪最大の武器です。
「なすべきことをなせ~」の歌が染みました!
ヒミコ(仙名彩世)
ミステリアスな女王ヒミコ。邪馬台国ってたくさんの豪族が集まってできた連合だったんですねー。誰か一人が優遇されると争いが起こるから、全く別の切り口で祀り上げる。ただ、豪族たちもかなり力ありそうでした。
トップお披露目で女王の役で存在感ありました。歌声がキレイでした。ゆきちゃんは和ものに会いますね。
ヒミコが普通の女性であった部分は自然体でした。もう少しカリスマ性もあった方が演じ分けで面白いのかな?
フルドリ(柚香 光 )
過去を抱えながら淡い恋もしつつ、兵士として連帯してるのがせつなかったです。古代の髪型って難しいですね。
この公演が決まって、みんなヤマトタケルみたいなミズラ髪?と思ったら、阿弖流為系?ワイルドですねー。みなさん。
同期のマイティーと舞台でも仲良しでとても微笑ましかったです。
ツブラメ(水美 舞斗)
声の出ない演技ってストレス溜まるのでしょうか?その分、ひときわ笑顔と目線がすごく大きくて素敵でした。マイティーの笑顔大好きです。歯も真っ白で美しい。
人より辛い経験をしてるツブラメがお酒を飲んで、満足そうにガールフレンドと過ごしてるのに癒されました。
イサカ(城妃 美伶 )
美伶ちゃん、すごくきれい!!この役で幅を広げましたね。配役の際は巫女か宮廷の女性かと思いましたら…これは当たり役!
娘役トップ候補だと思いました。自分で膨らませる芝居心もありました。
李淵(高翔 みず希 )
もういきなり、組長かっこ良すぎ~。棒術すごすぎるー!!こんな機敏な組長初めて観ました。出番が少ないですが、かなりインパクトを植え付けました。二役でもよいくらいでした。