「義経妖狐夢幻桜」、先日タカラヅカニュースで、”朝美絢と星南のぞみの 奈良吉野 義経伝説紀行”が放映されました。
吉野(奈良)は、父義朝が平治の乱で平清盛に敗れた際、母常磐は親戚を頼って、激しく雪が降る大和路を吉野へ落ちていったそうです。
21歳の常盤御前。赤ん坊の牛若丸を抱いて両手に彼の兄弟を引いて。戦時とは言え怖かったでしょうねえ。吉野にはいつ頃まで過ごしたのでしょう。母常盤御前が清盛の側室になるまで7歳くらいまで隠れて暮らしていたのでしょうか。
同放送では、「静亭」にて和スイーツをセレクト。
朝美さんは「くず湯・くず餅セット」、星南さんは「くずしるこ・くず餅セット」をご注文♪
さて、今回のお話は、
平家を打倒したのち、その存在を危険視した兄ヨリトモによって陥れられ、追われる身となっていた。逃避行の末、自分がどこにいるのかもわからなくなっていたある日、ヨシツネはツネと名乗るキツネ憑きの少女と出会う…
不思議な村に迷い込む。ヨシツネトベンケイは再び外の世界に戻れるのか…?!というお話でしたね。
気になるキャスト
ヨシツネ 朝美 絢
幼い頃から逃避行を続けているヨシツネ。せっかく平家を倒したのに、優秀であるがゆえに、実の兄にまで疎まれ、疲れ果てていると思います。
彼には無限の安息が必要なんですね。ツネとの休息が、観てる側の癒しとなるファンタジーな世界観になるでしょうか。
悲劇のヒーローを癒せるのは何だったのか…
ヨリトモ 永久輝 せあ
どこまでも追っていくヨリトモ。人柄のよいひとこさんが、カリスマ的なヨリトモを演じます。ぞくっとするくらい執拗な感じになるといいですね。
ベンケイ 真那 春人
まなはるさん。やはり義の人が似合います。
ヨシツネと共に村へ迷い込んでいきます。私の予想はちょっとコミカルに役作るのでしょうか?
ツネ 星南のぞみ
ポスターの狐少女可愛らしいですね。「ひかりふる路」の本公演では個性があまり目立たない印象だったので、バウで、一風変わった歴史もので、新しい魅力発見したいですね!
トキワ 舞咲 りん
もちろんヨシツネの母常盤御前ですね。正統派なお芝居なのでしょうか?「幕末太陽傳」やり手婆のような個性は出さないと思っています。
トモモリ 叶 ゆうり
かの有名な平知盛でしょうか。「平家物語」の中でもかなりまともな大将です。いい役だと思います。
カゲトキ 橘 幸
梶原景時でしょうか。舌が巧みであったことから頼朝に重用されます。
源義経とともに上洛し、そのまま平氏追討に当たったが、屋島の戦いあたりから作戦上の問題で対立。壇の浦の戦いでの義経の勝手な行動を逐一鎌倉に報告します。
橘さんの歌声が好きです。かなり歌うまさんです。
シズカ 希良々 うみ
静御前ですね。
希良々 うみさんも大劇場では目立つお役がなかなか回って来ないので、バウでチャンスを広げてほしいですね。歌が上手いのかな~と思っているのですが、まだ聞いてないので、役がつくことを願っています。
マサコ 野々花 ひまり
女将軍政子ですかね~。ひまりちゃんは新進娘役なので、今後とも頑張ればヒロイン路線を継続できるのでは?