極上の友情と恋と 【感想】雪組『An American in Paris(パリのアメリカ人)』

『An American in Paris(パリのアメリカ人)』、こういうお話だったのですね。

ポスターから感じた明るい印象はジェリーとアンリ、アダムによる唯一無二の友情。

そんな素晴らしく支え合う友情がベースにリズとの恋も始まるのかな。

戦争の色は確実に残っているが、こういう作品になったのも若者達の未来への希望なのか。

ジェリーはそんな若者代表。ジェリー達3人の友情を見ていると、懸命に今を生き抜く

たくましさを感じる。

ブロードウェイ版も劇団四季の『パリのアメリカ人』は観たことがないけれど、

夜のパリのポスターで大人の香りも感じたけど、宝塚版は友情に泣き、恋に泣き、

義理に泣く、素敵な美し過ぎる舞台。

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感想

ジェリー・マリガン 朝美 絢

アンリとアダムが突っ走るタイプだからジェリーが中立になるのがいつも楽しい。

それが雪組のトップ3に当てはまってとても微笑ましかった。みんなハマり役!

3人が同じ子を好き、ドロドロなはずなのに、ジェリー達だからうまくいく!

3人で歌う「アイ・ガット・リズム」が最高ですね。あと、釣りの場面。釣り人おじさん達と

歌う場面が大好き。ジェリーの性格は明るくおおらか、安心感あります。

リズを追いかけるジェリーは最高にいい。

アンリ・ボウレル  瀬央 ゆりあ

坊ちゃんらしい品の良さがにじみ出る役。実はすごく性格も優しいし、男前なんで、もう、

ジェリーかアンリかアダムか選ぶのに大変なくらい魅力的なガイズ達です。

その中でもアンリは紳士なのだけど、ちょっとお茶目な感じがいい!瀬央さんの持ち味も

加味されてる気がする。ショーマンらしいところもカッコイイ。

アダム・ホックバーグ 縣 千

アダムも語り部が少し。アダムの繊細さには涙。縣さんの演じた役で一番好きなくらい。

アダムの仕事への熱意と恋心に心打たれます。

「They Can’t Take That Away from Me」はアダムのためじゃないかしら・・・ 

リズ・ダッサン  音彩 唯

リズ、最高に可愛い。少し硬いのが音彩さんに似合ってとてもよかった。

3人のガイズがそれぞれにアピールしてるけど、ジェリーしか見えてないところが可愛い。

朝美さんと音彩さんは相性も良さそう。

リズも過去を引きずっている子なので、二人で新しい世界を開拓してほしいと心から願う。

マイロ・ダヴェンポート 妃華 ゆきの

妃華さんですよ、一番華やかで美人で豪華で素敵でした。しかも性格もいい。

いつも華やかでありますが、今回は特に大人で何でも持っている。だけど手に入らないものが

ある。マイロにも「They Can’t Take That Away from Me」の曲が似合うかも。

味でいうと、ほろ苦い。そしてもっと素敵な女性になっていきそう。

ズルトスラフスキー(Z先生) 蒼波 黎也

Z先生の蒼波さん最高。ヒゲも似合います。背もスラッとしてバレエ先生が似合う。

蒼波さんも青年役もされていまして、パリジャンも素敵だった。

カフェの店員 ソフィ 麻花 すわん

麻花さんて、金髪が似合ってパリジェンヌらしくてすごく美人なんですね。

ちょっと強気な店員で可愛い!アダムとくっついてほしいところです。

前回の記事↓

【初日】笑顔あふれる雪組『An American in Paris(パリのアメリカ人)』

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