雪組トップ娘役夢白あやさんの退団会見。
印象に残っている役は『BONNIE & CLYDE』だそう。私も好きな公演でした。
優等生雪組としては真逆のどうしようもない悪なカップルのお話。
でも粋でどこか素敵。それは娘役が宝塚らしさより役に成りきっていたから?!
『愛の不時着』ユン・セリも好きでした。等身大で破天荒のセリが夢白さんそのもの。
『ベルサイユのばら』アントワネットも今までの王妃様とは違う違和感を感じました。
これらはすべて夢白さんの個性が引き出したものと思っています。
夢白さんはトップ娘役として美しいし存在感があります。
それだけではない何かをプラスして舞台に立たれていたような。トップ娘役の枠を超えて。
今後も宝塚出身でありながら、良い意味で世の中に合っている女性像を作ってくださると
信じて、応援していきたいなと思います。
『仮面のロマネスク』メルトゥイユ侯爵夫人のように。強くて美しい俳優でいつづけてほしいです。
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