演出が進化!!ロミオ&ジュリエット2017【キャピュレット編】  感想②

ロミオ&ジュリエット2017①の感想はこちら↓

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感想

ティボルト(広瀬友祐)

ティボルトとマキューシオは、両家でもひときわ対立しています。それは両家の憎しみそのものを表しています。

広瀬さん、かっこ良すぎますよ~。キャピュレット側の方が艶っぽいというか、モンタギュー系は人物像が素朴ですよね。

ティボルトの方が屈折した心情をよく表してますね。ジュリエットを好きだけれど、封印するため、叔母と関係してしまい、その他の女性とも付き合った。でもやっぱりジュリエットへの恋を浄化することができない。それは大人たちの憎しみのせいでは?と気づく。でも、満たされない思いのまま仲良くなんてできない。

作品としてティボルトは丁寧に書かれています。やはりこの役は男性が演じることでリアリティを増します。素敵でした。

乳母(シルビア・グラブ)

シルビアさん、すごい声量!!

この物語の箸休めです。歌は迫力あってうまいですねえ。たくましく優しい太っ腹な乳母でぴったりです。

ジュリエットから、「今まで育ててくれてありがとう」と言われる場面は泣けました。実の母以上に娘のように感じている。ロレンス神父同様、ロミオとジュリエットの理解者、味方の大人で、こんな頼もしい乳母がいるのは心強いと思います。

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キャピュレット夫人(香寿たつき)

元トップスターのたーたんさん。すっかり色っぽくなってます。ティボルトは実の甥なんですね。血がつながっているのに惹かれちゃうんですね。うーん、ちょっとありえない…

普通じゃありえないことが起こっているキャピュレット家。乱れているというか、壊れている。

ジュリエットの母というより、「恋する女」色が強いキャピュレット夫人です。

キャピュレット夫人も家のために嫁いできた犠牲者。だからジュリエットも同じ道をたどるのは当たり前。と考えるなんて傲慢ですね。

宝塚版では、ジュリエットの父は他にいると描いてないので、すごくリアルにドロドロした家庭ですね。

夫に愛人がいるからって、自分も愛人と子供を作って嫡子に据えるなんて、被害者だからわからなくもないけど、夫婦としてはキツイですね。

ただ、ジュリエットの死で夫婦仲が修復に向かいそうな兆しもあり、演技が細かいなと思いました。

キャピュレット卿(岡 幸次郎)

岡さんのキャピュレット卿はダンディで、愛人いっぱいいそうな雰囲気です。かっこいいです。

モンタギュー卿より、衣装も髪型も奇抜で、ちょっとこの家やばいよね、という印象です。大人たちがまともじゃないキャピュレット家。

娘が自分の子供でないのを知りながら、憎いけど愛してるってどんな感情なんでしょう。なぜ愛せるの?と思います。妻の不倫でできた子を、殺そうと考えたこともある、という設定。宝塚版より人間の本質を描いてます。

パリス(川久保拓司)

パリスは目立つし、まあまあおいしい役ですよね。川久保さんも「ガラスの仮面」、「リチャード三世」など主に舞台で活躍されています。ルックス的にカッコつけのパリスっぽく予想通りのできでした。
 

まとめ

本公演は、東京公演2月14日(火)までです。全日程、立見引換券 6,000円(税込)で当日窓口販売されています。

大阪梅田芸術劇場メインホールにて、

2月22日(水)~3月5日(日)まで公演されます。おそらく立見も販売あると思います。ぜひ宝塚版と比べてみるのも面白いと思います。

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