ずっと覚えています『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』感想

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
優しくて、温かくなる可愛いお話でした。

たった一回ですが、とても大切に観ました。

ヒロインの成長譚ですが、
青い薔薇の精から見た人間たちでしょうか。

時間の使い方、合理主義、生産性、そういうのを見直して
ゆっくり生きるようにするにはどうすればいいんだろう、
そんなことを考えました。

青い薔薇の精は、
見守っています。ずっとずっと忘れない。
シャーロットを想う青い薔薇の精と、組子を見守る明日海さんが
重なり、泣いているファンの方もいらっしゃいます。

人間誰しも忘れたくない人や思い出があります。
無理やり大人になって忘れなくていいんですね。
好きなようにのびのび生きたい。

シャーロットの人生は過酷で苦しいことが多かったと思います。
でも、生きてこれたのは、
エリュを忘れたくない、楽しい思い出をいつも心にとめていたから。
自分の心に青い薔薇の精をいつも置いていたから。
素敵な女性です。

トップスターさよなら公演は
華々しい演目、勇ましい物語、キザッってカッコいいスーツもの
ファンにトップを焼き付ける演目が多いですが、

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
本当に明日海さんらしい作品です。

明日海さんの妖精の物語「A Fairy Tale 」。

前回の記事↓

残したものは…『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』大劇場千秋楽

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