御園座月組「赤と黒」初日が開いて約一週間。
劇場で観た方の感想は、とてもよい!というのが多かったです。
ジュリアン珠城さんの初日挨拶で、
愛について、なぜ人は愛してしまうんだろう、というようなコメントがありました。
たしかに、そんなことをじっくり考える作品ですよね。
やっぱり、ドロドロ恋愛は柴田先生だった~。
ひとことでドロドロと言うには、あまりに私の人生経験がないからです。
私は本を読んだときも、星組版を観たときも、後味はよくなかったです。
ジュリアンには並々ならぬ欲望を感じ、人間の「野心」をとても感じました。
それが心に脂っこく感じたのだと思います。
この作品を知ると、自分の人生で恋愛は限りなくライトがいいのだな~と
深く思ったのです。
それでもジュリアンに惹かれるのを共感できる日が来るのかな…??
まあ、日常生活で体験できないことを考えるのも、舞台の醍醐味です。
ところで、
月組のトップコンビは見た目健康的なんですよね。
ジュリアンは珠様のイメージと対局にあります。
レーナル夫人はやはり健康的なさくらちゃんはギャップを感じました。
フーケ/コラゾフ公爵は月城さんは髪の色を変えていました。
今現在なら、雪組トップコンビなら「赤と黒」がしっくりくる…?!
宙組桜木みなとさん版でも面白そう…
星組、愛月ひかるさん版もいいかも…
と考えながら、また「赤と黒」読んでみたくもなりました。
公演中、出演者とお客様の健康を保ちながら無事に千秋楽を迎えることを
願っています。
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