雪組新人公演
「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」
諏訪さきさんの初主演ということで、私は注目していました。
諏訪さんだけにスポットを当て考えると、
「集中」できた新人公演だったのではないでしょうか。
ラストチャンスと言われますが、諏訪さんは現時点でも新人と思えない実力です。
それでも、
主演ができるかどうかで今後のポジションも変わると思うので、
このラスト主演はとてもよかったな、おめでとう!という気持ちです。
望海風斗さんのスーツ姿のギャングを見て、まず絶対、諏訪さん似合う!と思っていました。
落ち着いた様子も、だいもんさんに通じるものがあり、頼もしい新人だと思います。
歌が見事だと作品にグイグイ入っていけますよね。
渋い舞台メイクとは反対で、
終演後のあいさつでは涙で言葉に詰まり、空を仰いだのも
しっかり見えて、初々しいのですね。
緊張でもやはり、芝居で結果を出せるところがプロ意識がありますよねえ。
むしろ、
潤花ちゃん、2番手役の縣千君の方がに新人公演主演経験豊富というのが、
年長さんを労わるフレッシュなうれしさです。
潤花ちゃん、最近ヒロインをさらっていますが、
今回の役も難しかったと思います。
禁酒法時代のフラッパーガールって、なんか私には儚く見えるんですよ。
たぶん、みんな貧しいのに、背伸びして生き急いでる。
諏訪さんの新公卒業後もとても期待しております。