運命の千秋楽 東京宝塚『アナスタシア』千秋楽 感想 

宙組『アナスタシア』東京公演千秋楽おめでとうございます!!

『神々の土地』を宙組で上演したあとに『アナスタシア』だと

妙にリアルを感じてしまうのは私だけでしょうか。

それでも、

全体がきれいな絵のような印象に残るのは宝塚だからでしょう。

まどかちゃんのとびっきりの笑顔、アナスタシアそのものでしたー!

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感想

ディミトリ 真風 涼帆

詐欺師がいつの間にか紳士になったのは、どのタイミング?

時間の経過とともにアーニャに恋していくのが自然。

ディミトリは庶民なのでしょうが、服装の着こなしに品があります。

特に第2幕のパリのスーツに帽子、バレエ鑑賞の正装、真風さんの着こなし

素晴らしい!

アーニャを見守る瞳が、優しく、まどかちゃんを見つめるようで

このコンビが最後になってしまうのが悲しい!

退団するわけじゃないのに、引き離されるなんて…

お化粧も派手さがない分、端正さが際だち、改めて美形を確認しました!

アーニャ 星風 まどか

アーニャは当たり役になったと思います。

まどかちゃんの代表作として記憶に残したいです。

幸せは明日も明後日も、ずっと続くと思っていたのに、奪われて…

ショックで記憶がなくなり、苦しんでるアーニャが可愛そうで涙。

まどかちゃん=アーニャにしか見えません。

でも、強く、生き抜こうと頑張るアーニャに寄り添えました。

ディミトリと歌う曲も素敵ですね。

マリア皇太后と歌うオルゴールの歌も涙です。

皇太后に再会できたときの切なさ、懐かしさ、労り、最後は心開いていくのが涙。

まどかちゃんの濃いピンクのドレスが綺麗で可愛くて、プリンセス。

パリの橋の上でディミトリと抱き合うところ、

これから二人で幸せになって!と願わずにいられません。

グレブ 芹香 斗亜

帝政ロシア後の象徴のような人物。

もっときつく人物を作ってもアナスタシアが浮き上がるかと思うのですが

キキちゃんのアドリブでほっこりさせるのはない方がよかったのかな…

シリアスな話を一部で柔らかくするのは個人的は余計に感じます。

グレブという人物はアーニャに好意を抱きつつ、

本物の皇女だと気づいたが、好意のため暗殺できなかった。

暗殺しなければ自分の立場も危ういかもしれないのに

ロシアに帰り上官に制裁を受けなかったのでしょうか??

「KUSMI TEA(クスミティー)」アナスタシア

アナスタシアティー、こちらもぜひ機会があればまた試したいです。

前回の記事↓

星風まどかの宝塚版「アナスタシア」

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