愛おしさが止まらない 東京宝塚『アナスタシア』 感想 

宙組『アナスタシア』まだまだ千秋楽余韻にひたっております。

主演トップコンビの素晴らしさはもちろん、

その他キャストの感想は…

宙組の伝統的なキャストの清廉な美しさ、スマートさは、発足当時から素敵です。

本当によく調和してきれいな舞台でした。

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感想

マリア皇太后 寿 つかさ

『アナスタシア』のアーニャを巡り、心震わせるだったマリア皇太后。

ベッドで再会したアーニャと語り合うのは涙です。

頑な態度、厳しい言葉、猜疑心の表情、

苦しめられ、心乱され傷ついてきたんでしょうね…

組長さんの演技はすごい。

『神々の土地』も含め組長が皇太后イメージそのもの!

バレエ鑑賞のドレスも綺麗ですし、皇太后の平服も品がちりばめられています。

アレクサンドラ皇后 美風 舞良

台詞は少ないですが、一家で登場する場面は温かくも悲しい。

この一家は王族なのに仲良しだったようです。

一瞬で引き締まるような気品ある皇后でした。

美風さんのいない宙組は物寂しい…

ヴラド 桜木 みなと

大人の色気を表現したずんさん!

出番もたくさんあり、歌も小粋で老け役が素敵、新たな魅力。

『ME AND MY GIRL』のジョン卿のようなダンディさと、

ちょいワルおやじみたいな可愛げがあり、とても魅力的!

情熱的なカップルで素敵でした~、リリーさんうらやましい!

リリー 和希 そら

ブロンドの髪がキュートで瞳がセクシーなリリーさん!

和希さん、本気で女役転向もいいかもしれません。

トップ娘役になれなくても2番手、別格娘役Sに慣れるとお思います。

今はトップ娘役以外、あまり目立ちにくくなっていますが、

以前はトップを食うくらいの女役もいたと思います。

そんな女役に転向を夢見るほど、素晴らしく素敵なリリーさんでした。

外部公演で朝海ひかるさんが抜擢されたお役なだけに…

お化粧も仕草も歌も、この役を和希さんが演じたから『アナスタシア』に

彩りが増したと思います。

前回の記事↓

星風まどかの宝塚版「アナスタシア」

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