有望なスター発掘! 雪組『ベルサイユのばら』東京新人公演 感想

『ベルサイユのばら』東京新人公演。彩風さんの本公演をまだ観れてないので

変更点とかわからないのですが、雪組新人の皆さん、レベル高い!

宝塚と東京での新人公演。かつてのチャンスが戻ったようですが、それはそれで大変。

終わったあとの蒼波 黎也さん、一瞬お顔をくしゃっとして、苦労を感じました。

ベルばらを観て感じたのは、雪組の新たなるスターが続々と芽吹いている!

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感想

フェルゼン 蒼波 黎也

蒼波さんのフェルゼン、クラシカルだった!宝塚のフェルゼンですね。

個人的に当たり役と思います。役のイメージと芝居が蒼波さんの持ち味に自然に合います。

大浦みずきさん似?

アンドレでもジェローデルでもなく、蒼波さんにフェルゼンが似合っている。

メルシー伯とのやりとり、オスカルとのやりとり、王妃様とのラスト、どれもよかった。

”行け、フェルゼン”の馬車での歌、ラストは少しニヤっとされたのは、王妃に会えるかも

という期待でしょうか。今まで観たフェルゼンは苦しい顔で終わっていた?!

伝統芸ベルばらも、そういう細かい所は生徒に任せるのかなと発見しました。

マリー・アントワネット 白綺 華

初ヒロイン、大役おめでとうございます!!白綺さんもクラシカルな雰囲気を持ってます。

堂々としてよかったです。前半以降がとてもよかった。母としての自覚と王妃としての覚悟。

新人と思えない演技力です。王妃の覚悟がここでも活きている。

王妃は牢獄にいても美しい、と感じさせる演技。声もキレイで歌もよかった。

牢獄での弱ってる演技が丁寧で素晴らしいと思いました。

オスカル 紀城 ゆりや

美し過ぎる紀城オスカル。メイクも特に目がキレイです。美女に見えたから華世アンドレも

男らしく映りました。今宵一夜、素敵だった。バスティーユの場面、ブイエ将軍に対立した

後ろ姿も鳥肌ものでした。可愛い系の男役さんなので、オスカル、ハマりました。

アンドレ 華世 京

男気もあり包容力あるアンドレでした。ただ一本調子の台詞回しに感じました。

もっとゆっくり喋った方がアンドレの心底を伝えられたのかも。緊迫した場面が多いからそう

感じるのかもしれません。ビジュアルが華やかで黒髪も似合い、華世さんはシックな衣装でも

どこでも目立ちました。

ロザリー 音彩 唯

音彩さん本役ジャンヌはこれから観るのですが、ロザリーもイメージに合い完璧でした。

叫ぶシーンが多いですが、あまり気にならない程度に叫ばれてました。

2幕の革命を思わせる新場面。激しいダンスも一糸乱れぬ中、センターでうまかったです。

音彩さんはいつも上手いです。

ジェローデル 律希 奏

特筆するキャスト、律希さん。お顔がキリッとしてかなり美形。今回注目の新人スター。

ジェローデルの鬘が個性的なので、もっとハッキリ律希さんのお顔が見たいほど。

芝居もオスカルを想っているもう一人の素敵な男性っぷり。にじみ出る演技って難しい。

オスカルはジェローデルでも問題なく幸せになれたと思わせます。凄い新人発掘。

ベルナール 苑利 香輝

特筆するキャスト、苑利さん。個人的に律希さんと似てると感じたのは一回しか見てないからでしょう。

ロザリーの意見を尊重してると感じるので、夫婦仲も良く感じます。

革命家とオスカル側との間で揺れるベルナールを難しくも丁寧に演じていました。

次回も注目したいスター。

ジャンヌ 瑞季 せれな

今回目を引いて芝居が上手いと思った華やかな美人の娘役さん。貴婦人達をイライラさせて

ドレスを着ていても貴婦人には見えないジャンヌがよかった。平民が宮殿に乗り込んできたと

感じさせたジャンヌでした。今後も注目したい娘役さんです。

メルシー伯爵 霧乃 あさと

フェルゼンへの説得の場面が見どころですが、霧乃さんの演技がよかったです。

新人公演だと雰囲気が変わって、メルシー伯はおじいさんではく、

少し中年で作ったということでしょうか。

王妃様との牢獄の場面、こちらもよかった。ステファン人形を返す場面。

王妃が、このお人形が私で、私がこのお人形だったのです。と言うセリフ。

今までは意味がわからなかったですが、最後の最後にフェルゼンに会えて王妃がステファンを

フェルゼンに渡します。きっとフェルゼンは人形を生涯大事にする。そこに繋がったのかなと。

霧乃さんの脇を固める演技に今後も注目したい。

ルイ16世  希翠 那音

ルイ16世希翠さんがとてもよかった。本公演はまだ観ていないですが、ルイ16世の

個人的なイメージに希翠さんがぴったりハマッた。かつてのルイ16世役で好きな感じと

似ていたのかもしれません。全体的に昔のベルばらを彷彿とさせる演者のみなさん。

よく研究しているし、ゆっくりな演技だからこそ、アラが見えないよう丁寧に作っている。

ルイ16世もその一人かなと思いました。

前回の記事↓

ベルばらは特別な新公 雪組『ベルサイユのばら』新人公演

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