東京公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』
千秋楽おめでとうございます!!
大劇場も休演なし、東京も完走できたこと、キャストの皆さんにも本当によかったです!
退団者の留依 蒔世さん、希峰 かなたさん、琥南 まことさん、
惟吹 優羽さん、花城 さあやさん。
本日で宝塚をご卒業。皆さん惜しいですが笑顔がキラキラでした。
感想
特にリン役の留依 蒔世さん、最後に全体の悪役になっていたので印象深かったです。
『HiGH&LOW』自体の初心者である私が宝塚版を観て、
キレイにまとまったなと感じました。本来はもっと激しい対抗や人間関係の複雑さが
あるのでしょう。ちょっと戦国時代みたいな作品と思いました。
地域で強い武将達がいて、それぞれの領域を守って生きている。
どのチームにスポットを当てても面白いエピソードができそうな。
その中で、山王連合会のコブラと幼なじみのカナが余命を全うするまでのエピソード、
カナのため奔走するコブラ、見守る山王連合会のメンバーの心の動き。
敵対しながらも秩序や大義は守る他チームの潔さ。
カナを失ってから気づいたことを噛みしめるコブラ。
それらは、私達の日常へもヒントがあるのかなと思いました。
ショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』。
色味がイタリアの衣装が印象的。
宝塚で歌い継がれた数々の名曲。トップコンビのデュエットなど名場面が満載。
桜木みなとさんの女役はまたまたキレイ。天彩峰里さんも歌手で大活躍。
伊達男がイタリア各地を巡る中で遭遇する様々な出来事は、
宝塚人生と重ねたと感じるファンも多いのでは。
めまぐるしくフィナーレになってしまいますが、
フィナーレで組長の歌から始まる紫のトレンチコートの場面は、
寂しい郷愁のような気持ちと、この輝きが永遠に続いてほしい気持ちで観ておりました。
真風さんの大人の優しさ、ダンディさと、潤さんの花の笑顔が忘れられない最後のショー。
前回の作品↓
『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』で緊張し『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』-心のままに-でリラックス