アニメの舞台化、宝塚でも流行っています。「はいからさんが通る」も宝塚らしい少女漫画ですね。テレビで放映していたのをなんとな~く思い出します。今秋は映画化も決定されました。
少女漫画を実写できるのも宝塚だからこそ。柚香 光さん主演でこの作品をと思った先生すごい!!
大正浪漫華やかなりし東京を舞台に、眉目秀麗で笑い上戸な陸軍少尉・伊集院忍と、はいからさんと呼ばれる快活な女学生・花村紅緒が繰り広げる波乱万丈の恋物語。祖父母の代からの許嫁である二人が、過酷な運命に翻弄されながらも一途に愛を貫く、という宝塚向きな作品なんですよね。
このお話は美形の男性が多く登場するのも宝塚らしくなると思います。
日程
◆シアター・ドラマシティ:2017年10月7日(土)~10月15日(日)
◆日本青年館ホール:2017年10月24日(火)~10月30日(月)
映画版
公開日 2017年11月11日
希望の配役
伊集院忍(柚香 光)
笑い上戸な軍人っていうのがれいちゃんで安易に想像できます。高貴な容姿がれいちゃんにぴったり♪軍服もお似合いでしょう!
後半、ちょっと悲しい運命に翻弄されますが、前半の出会い~明るさを楽しみたいです。
毛色は違いますが「春の雪」の清様を想像しちゃいました。近現代の和ものも宝塚の強みです。
花村紅緒(城妃美伶or桜咲彩花)
じゃじゃ馬娘で酒乱。食べ物の好物とかおじさんみたいですね?!忍&蘭丸&青江&鬼島からも好意を寄せられる。
いわゆるお嬢様というより元祖キャリアウーマンであり、明るさと奔放さを持った女性像です。そんな明るくチャキチャキな紅緒に、みれいちゃんは高貴なイメージが合っていると思います。
べーちゃんの紅緒もいいと思うのですが。。和ものが似合います。「風の次郎吉」でチャキチャキ姉さんを演じて、紅緒も案外行けるのでは?
後半、忍と離れて紆余曲折あります。彼に妻がいて身を引きます。青江からのプロポーズを受け入れます。紅緒も波瀾万丈です。
藤枝蘭丸(水美舞斗or綺城ひか理)
歌舞伎の女形役者で、美少年。大人しい性格故に、お転婆な紅緒には振り回されがちであったが、小さいときから彼女に片思いしています。
本命はマイティーで観たいです!しかし、きれい系ということでは、綺城さんもいいなあ~。う。
青江冬星(鳳月杏)
社長兼「冗談倶楽部」編集長を務める若い男性。美男子だが顔を髪で隠している。極度の女嫌いで、男尊女卑思想。女性に触られるとジンマシンが出る!それは彼の出生にあるんです。
見た目オスカルのような青江。男っぽい役が多いちなつさんですが、ちょっと変わった役も観たいです!
鬼島森吾(瀬戸かずやor亜蓮冬馬)
眼で左の頬には十字傷のある強面。忍の部下。自分たちを見捨てた日本軍への憎しみを抱き、満州で馬賊の頭目となります。
もう、見た目であきらさん!と思ったのですが…
花組ではあきらさんが大好きな私です。夢夢しい男役よりリアリティな男性像が一番うまいと思うのです!
それか、台頭著しいアレン君。見た目が外人っぽいし、ワイルドだから!
北小路環(城妃美伶or華雅りりか)
紅緒と同じ女学校に通う親友。華族出身で忍の幼馴染。成績優秀で美人。
進歩的な思想を持ち、女性解放運動に傾倒している。密かに思いを寄せる忍が紅緒の許嫁なので、気持ちを封印します。
貴族でありながら進歩主義という設定が現実離れしています。太宰治「斜陽」のように貴族は、昔ながらの慣習にとどまるのが常だと思っています。
キリッとした美人なので、みれいちゃんのイメージもあるのですが。りりかちゃんも美しいから、いい役を得てほしいです。