花組「はいからさんが通る」日本青年館版を先日見直しました。
初演がコンパクトにまとまっていた話なので、
大劇場公演もその良さは残しつつがいいですね。
伊集院少尉しかり、鬼島軍曹しかり、青江編集長しかり、蘭丸しかり。
カッコいい男性は目の栄養です。
私が思う「はいからさんが通る」の魅力は、
ずばり
一生懸命さ!
みんなが誰かのためにものすごく一生懸命。
その懸命さに涙なんですね…
舞台化されると、その一生懸命さがダイレクトに伝わります。
特に、紅緒がいじらしい。何をやっても紅緒はいじらしい。
少尉のため身を引いたり、蘭丸のために命を張ったり、
慣れない家事をぶっきらぼうでも手抜きせずやったり。
柚香光さんが見つめる優しい光の先に
のびのび輝いてるヒロインがいる。
このヒロインは愛されます!
そして、華ちゃんのイメージにぴったり!!
ヒロインって、優等生で美人でそつなくこなすタイプより、
守ってあげたい子、
そんなヒロイン像が華ちゃんにあるのでしょう。
それが、美しいコンビに映ると思います。
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