花組「マスカレード・ホテル」楽しかった~
推理小説系、刑事系は苦手な私ですが、
さすが谷先生、すごっく素敵に演出!
特にホテル側の目線で見ておりました。
フィナーレもついて大満足!
感想
ホテル編
山岸尚美 朝月 希和
きわちゃんは、異動を経て更によくなっています。きりりとした印象が、
山岸のイメージに合っているし、
声もきれいで、聞き取りやす。物腰が柔らかくも、
ホテルの誇り高い意識が伝わります。
個人的ですが、私こういう勉強やっていたなあ…
型を大事にしていたなあ、サービス接遇とは…!!
なんて、昔を思い出しました。
お客様によりよく過ごしてもらう、
人が人のために考え、
動くとき、頭の中はキラキラホルモンがたくさん出ます。
そのことが、きわちゃんを見て、初心に戻りました。
しっかり者の山岸がだんだん新田の存在に、ほぐれた表情を見せるのも
可愛かったです。
フィナーレにデュエットダンスがあるのが、宝塚的で癒されます。
藤木総支配人 汝鳥 伶
久しぶりゆうちゃんさんの人間役!
しかも、ホテル総支配人!
七三分けもレトロで素敵!
ゆうちゃんさんが、諭して言い含めるのは、宝塚を愛する一大先輩のようにも
思えます。
久我 冴月 瑠那
副組長になった冴月さん。まだまだ現役男役でカッコいいホテルマンです。
部下を統率するのもキマッています。
杉下キャプテン 帆純 まひろ
ベルボーイの衣装似合いすぎ!
帆純さんも明日海さんの面影の一人!
ホテルマンになるために、色んなご本も読まれたそうで、
今回は役作りというか、職業づくりに余念がありませんでした!
栗原健治 高翔 みず希
ホテルには色んなお客様がきます。
色んなことを背負って生きてるからです。
事情を聞いてみれば栗原も、自分の妄想に自分で敗れた一人。
でも、このホテルでまた何かが変われば、
ホテルで働く側も救われます。
組長、さすがうまいですねー。
本当に不気味でした。
長倉麻貴 音 くり寿
この物語の最重要人物。
演技がますます冴えてる!!
くりすちゃんは、本当に新人ですか??
演技も歌もうますぎます。
普通の劇団なら看板娘役になれると思います。
宝塚は独特なので、トップ娘役の雰囲気とは違いますが、
くりすちゃんは、完全にヒロインを食う2番手娘役になりました。
「蘭陵王」で見せたヒロインも素晴らしかったですが、
出番は少ないですが、
長倉はものすごい印象でした。
前回の記事↓