2017年MYクロニクルと題し一年の宝塚観劇を振り返ってみました。東京公演で振り替える一年です。
1位 スカーレットピンパーネル
大作でトップお披露目公演で期待もあり、期待通りでした。紅さんは、金髪で高貴な役、正統派宝塚男役が似合うんだ!と改めて感じた作品でした。星組男役さん達が、ノーブルで素敵を再確認できました☆彡
あーちゃんの大人っぽさも発見できました。この二人のデュエットダンスが綺麗すぎて、これからが楽しみになりました。
いつ聞いてもスカピンのナンバーは聞きごたえあります。
2位 All for One
これは、ライブヴューイングも観に行ったほど、好きな作品でした。りょうちゃんの魅力全開♡おおらかで、まっすぐなヒーローが似合う!
デニム調の軍服や剣もかっこよく、歌のナンバーも希望がもてるし、何よりラブ要素が多くて、こんな王道のキスシーンやセリフが大好きでした!!
3位 はいからさんが通る
原作を読んでない私でも、とても楽しめる作品でした!!何より今年観たどの舞台よりビジュアルが勝っていて、それだけで、宝塚ってすごいなー。と感動しました。少尉は言うまでもなく。華優希ちゃんの魅力も発見できたし。ちなっちゃんの男っぽさがたまらなくツボでございました。
4位 幕末太陽傳
今思えば退団されてまだ半年なんですね。「幕末太陽傳」ちぎさんの雪組だからできたと思います。ちぎさんの日本物はコメディに関わらず全部美しかった。
宝塚100年の中で「日本物の雪組」というのはこれからも変わってほしくないです。ちぎさんってお芝居うまいなあ…と改めて感じた作品です。
5位 鳳凰伝
トゥーランドットの衣装が豪華で、それだけで楽しめました。全国ツアーならではの愛嬌もありました。
ショー「クリスタルタカラヅカ」も初めて観ましたが、夢夢しかったです。月城さんがかっこよかった~♡
まとめ
宙組、花組が入らなかったのは残念ですが…
宙組はまー様サヨナラもあったのに。「王妃の館」はエリザベートの後だっただけによかったです。みりおんとの等身大のやりとりが新鮮でした。
「神々の土地」も壮大でよかったのですが、いまひとつインパクトに欠けた印象なのはなぜだろう…ヒロイン不在とラブ要素が薄かったから?
星組は、「オーム・シャンティ・オーム」、「ベルリン、わが愛」とオリジナル作品がありました。しかし少しインパクトに欠けていたような、心にずっしりくるのはなかなか難しいですね。紅さんの良さは昔ながらの男役だと思うので、再演でも人気のあった公演を充てるべきではないでしょうか?
月組はりょうちゃんの持ち味、おおらかでダイナミックを活かせた作品が当たったと思います。今後も難しい作品より、現代的かメルヘンかで大らかキャラで統一したらどうでしょう?
花組は「ハンナのお花屋さん」は良かったと思うのですけどね…私も観に行きまして、心に響くものは感じたのですが、今の花組に求められるのがビジュアルものなのでしょうか?チケットはだいぶ出回っていたようです。
「仮面のロマネスク」もよかったです。ただヒロインがゆきちゃんに変わったのだから、違う作品でもよかったのでは?と思いました。
雪組は、「幕末太陽傳」と「琥珀色の雨にぬれて」がよかったです。ちぎちゃんが退団しても、雪組は層が厚いなと感じました。