宮本武蔵とタイのレビュー『クルンテープ 天使の都』

「エリザベート」絶大な人気の娘役愛希れいかさんが大劇場をご卒業されました。東京もあるのでまだまだ…という気持ちですが本当にたくさんの作品でヒロインになってすごいなと思いました。

さて、

東京でのプレお披露目ミュージカル「One The Town」のあとは…!本拠地で渋く
日本物でお披露目公演!
たま様の日本物、新鮮でいいですよね~。博多座「長崎しぐれ坂」もちょんまげ似合ってましたね。

日本物は以外と雪組以外も質が高いんですよね。
そして、日本の剣豪!宮本武蔵。ベストセラー小説をお読みのみなさん、齋藤吉正先生の調理、楽しみですね!

宮本武蔵は二刀流の剣豪で、それだけでもダルタニアンを豪快に演じた、たま様のイメージに重なります!
それから、「武士道」にも触れるのでしょうか。

武士道というと思いつくのが「葉隠」。
武士道の指南書ですが、その中で恋についてとても好きなフレーズがあります。
’恋というものの究極は忍ぶ恋である。
恋い焦がれ、思いに思って死ぬような恋が本物だ。
主従の間の関係もこのようにありたい’(葉隠聞書二の三三)

たま様武蔵とさくらちゃんお通の間にもそんな恋が描かれるのでしょうか。
思い続ける、そんな素敵なことが今、とても足りない気がします。
何も言えないなんて、死ぬまで言わずにいるなんて、人生もったいないと思ってしまうのですが。

だから、もっと現代人は今生だけにこだわらず生きて行けばいい、なんて感じます。

そして!

佐々木小次郎には美弥るりかさんですよね?!

因縁で結ばれた武蔵と小次郎。やがて訪れる宿命の対決の行方は…。私は巌流島の戦いの下関に行ったことがあります。当然目の前は海ですが、当時はビルもなくがらんとした砂浜だったのでしょう。

修行の中で、様々な人々と出会い、悩み苦しみながら成長していく武蔵が、幼馴染みのお通と互いに想い合いながらもすれ違いを重ねていく…。
珠城りょうさん・美園さくらさんの新トップコンビが日本物でスタートするのが新鮮です!

レビュー・エキゾチカ
『クルンテープ 天使の都』
藤井 大介先生の初?オリエンタル作品ですか?あまり宝塚でもないような…

宙組で大空ゆうひさんの中東ショー「ルナロッサ」は好きでしたが、タイはまさしくアジア。タイに行ったことないので雰囲気もつかめませんが、タイの首都ってバンコクですよね。そんなにキレイなところなんだ…キンキラの仏像とトムヤンクンしか浮かばない…

いやー、宝塚ですもの、青い海と色鮮やかな花々ですよね。

前回の記事↓

「On The Town」主要キャストが発表され、トップ娘役も決まり、たま様らしいブロードウェイの明るいミュージカル。 こちらはお正月...