どう考えても柚香さんは洋物。という観念を超えてくる一風変わった時代物。
小柳奈穂子先生の江戸物。雪組でなく花組で上演というところに意味がある。
もちろん私は『鴛鴦歌合戦』という作品を知りませんでした。
しかしながら、あらすじの面白いこと。
江戸時代の登場人物が当時最先端のジャズに歌い躍る。これだけで楽しそう。
若者のコーラスの掛け合い、そして峯澤丹波守が家来たちとスウィングしながら
登場する。大まじめにやるからこそ笑いが起こりそう。
どうやら、浅井礼三郎、モテモテの主人公です。お春の健気そうなところは、
まどかちゃんのキャラにかぶっている。
骨董狂いの殿様、峰沢丹波守は水美さんか・・・
裕福な商人である香川屋宗七の娘・おとみも浅井にぞっこん。
おとみは星空さん?美羽 愛さん・・・?
ショー『GRAND MIRAGE!』。
久しぶりの岡田先生の新作。ダンディズムのようなシリーズものも良いのですが、
岡田先生のロマンチックレビューも時代によって変化していくのでしょう。
なによりクラシカルであるのが品を感じれるところ。
上級生男役に歌い手の多い花組のカンツォーネ、楽しみです。