大劇場公演『RRR 』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』千秋楽おめでとうございます。
大好きな星組のみなさん、ありがとう!
礼さんと暁さんの友情、その先に淡い恋愛楽しかった!
シャイで熱い男コムラム・ビーム、星組にぴったりの作品。
あの映画をどう料理するのか心配もありましたが、宝塚風に仕上がってました。
FIRRRE男、FIRRRE女、WATERRR男、WATERRR女の存在も欠かせません。
SINGERRR男、SINGERRR女も聴かせます。
感想
ビーム 礼 真琴
礼さんがラーマでない理由が舞台でわかった気がします。ビームの熱さとはラーマのそれは
ちょっと違う。
情を捨てるか捨てきれないか。礼さんの表情はビームをよく表現されています。ハマり役。
映画ではそれほど仲間を大事にしてるように感じなかったけど、かなりチーム感ある芝居。
ラーマと友情ができたのは、本当にうれしい限りの表情。ビームにとって、仲間が家族。
ジェニーにはシャイなところがビームの可愛いところですね。イギリスとの隷属関係、
身分違いも感じながら恐縮しまくり。総督の壁を壊した後にその後の展開があるのか。
ラーマ 暁 千星
ヒゲも自然で、軍服は第一ボタンを開けているのがワイルドでしびれますね。
野性的であり紳士的な面もあるラーマ。潜伏生活の疲れや過酷さは映画ほどでず良い感じ。
ビームを弟分としてリードするところは微笑ましいですね。
シータとの信頼関係も美しいし、ヴェンカテシュワルル叔父さんとの関係もいい。
ひろ香叔父さんとの関係は暁さん相性良いと思います。観ていて熱くなる。
孤独に耐え、イギリス側からの屈辱に耐え、ラーマこそ尊敬する人物。
シータと今後は幸せになってほしい。
ジェニー 舞空 瞳
お嬢様なのにキャサリンのようにならないのが不思議。優しく美しい令嬢。
好奇心旺盛で広い心があるから、ビームやインドの人々を受け入れているのかな。
令嬢達のドレスでナートゥを踊るのは大変と思いますが、ドレスさばきにも注目。
ジェイク 極美 慎
英国紳士ジェイク。ジェニーしか見えてなくてよかった。ちょっといい人的なところも。
映画での性格は嫌みなやつでした。スタイル抜群、笑顔最高!モテるのにジェニー一途。
シータ 詩 ちづる
インドの可憐な娘シータ。民族衣装が似合いますね。歌も良くラーマ暁さんとお似合いです。
芯が強くて支えてくれるシータ、ラーマと幸せに暮らしてほしいです。
そして、
この公演は、大輝 真琴さん、天華 えまさん、彩園 ひなさん、侑蘭 粋さんの
退団公演です。
皆さん、お花が人柄を表現されているようでした。東京も楽しみ!
天華さんは元気よく挨拶されて、上級生になられたなあとしみじみ。私の中では
『桜華に舞え』の泣き虫えまちゃんが印象深い・・・
そして、大輝 真琴さんですよ!
退団最上級生であるものの、お花を受け取った際、実際すごく震えてらした。
すごい、大輝さんの言葉に胸打たれました・・・これはタカラヅカニュースで何度も聞きたいな。
本当に宝塚がお好きで、夢叶って舞台に立ち、星組が大好きなんでしょう。
お人柄、とても素晴らしく、今回の何でも直すお役のようです。みんなの精神的支柱なんじゃ
ないかしら。。。
東京公演も星組キャスト、スタッフの皆さんのご健康をお祈りしつつ、初日成功を祈念
いたしております。まだまだ寒さ厳しき折、皆さん元気でありますように。
前回の記事↓
ナートゥダンス!!【予習】『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』