現在、東京丸の内、三菱一号館美術館にて「拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎に息づく師の教え」が会期中です。
ルノワールは日本でも人気のフランス画家です。今年の6月に国立新美術館で「ルノワール展」を見に行きましたが、優しい印象で素晴らしかったです。見ている側が幸福になる絵画です。
現在の会期は、そんなルノワールの影響を受けた日本人画家、梅原龍三郎の絵画展です。ルノワールに出会い、ルノワールを師と仰いだ日本の洋画家の作品展です。ルノワール作品の模写もあります。
開催概要
10月19日(水)~2017年1月9日(祝)
会場
三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
10:00~18:00(月曜休館)
金曜日は20:00まで
見どころ
①ルノワールの模写をしながら、梅原独自の世界観で表現した作品
②ルノワール作、梅原作【パリスの審判】を同時公開
③ピカソなど梅原が愛した作品も紹介
↑ルノワール作【パリスの審判】
題材は同じだけど模写とは言えないですよね、独自の世界観です。タッチがゴッホの強さに似ているような。。。
タイアップメニュー
併設のCafé1894にて、この時期にぴったりの特別メニューがあります。
日本美術から大きな影響を受けたルノワールと、 西洋の文化に憧れた梅原龍三郎。海を越え、南仏で出会った二人をオマージュし、
ランチメニュー
「出会う喜び~マリアージュ」
2,000円(税別)
【前菜】マグロのミ・キュイ ~ニース風サラダ仕立て
【メイン】牛ほほ肉の赤ワイン煮込み ~和のエッセンスで~
デザートメニュー
「イチゴのショートケーキ~フレジェ・ヌーボー」
950円(税別)
フレジェはフランスで苺を使ったケーキ。 日本に紹介された後、日本人になじみやすいよう改良を重ね、現在のショートケーキになった…その歴史を、自分流に洋画を変化させ、スタイルを確立した梅原と重ね合わせました。
昔ながらのバタークリームではなく、ホワイトチョコレートを代用しています。
クリスマス時期にぴったりのデザートですね♪
まとめ
この展覧会は、2017年 1月24日(火)~ 3月26日(日)の日程であべのハルカス美術館へ巡回します。
年末年始、東京に遊びに来たおり、またお近くの方はぜひルノワール作品と日本人模写の出会いと作風の違いに触れてみてはいかがでしょうか。
私も金曜日の会社帰りに寄り道してみたいと思います。平日夜が一番空いています。