3月のスカイステージは、トップ娘役によるミュージックサロン特集が組まれています。過去のディナーショーの様子が一気に放映されます♪なんという贅沢でしょう。
華やかで春らしい企画です。
第一弾は、当時ミュージックサロンというタイトルではなかったのですが、同期トップ娘役による「麻乃佳世、白城あやかディナーショー」でした。
お二人は同期で同時期のトップ娘役だったそうです。入団は74期生(29年前)です。森奈みはるさんも同時期トップ娘役です。すごいですよね、同時期に3人もトップ!!和央ようかさん、渚あきさんも同期のようです。
「So Long 」感想
このディナーショーは麻乃佳世さんを送る白城さんという趣旨でした。二人だけの舞台で、構成とても面白くて、かわいくて美しくて、みずみずしくて、当時このショーを観た方は幸せだな~と思いました。今観ても新鮮です。
オープニングは春風のようなブルーのお揃いドレスで、さわやかに歌います。
①同期ならではの言い争いトークショー
①麻乃さんの代表作であるスカーレット、ミーマイのサリーを白城さんが演じ、白城さんのうたかたマリーを麻乃さんが歌うなどお互いのヒロインを交換して演じます。
②お二人の男役ナンバー
③可愛いパジャマ姿でお二人が部屋で彼氏からの電話を待つ芝居
④ウェディングのような真っ白なお揃いドレスでデュエット
構成はこんな感じでした。
まず、舞台裏のようなトークショーに笑いです。「大根役者!」「ちび!」などびっくりするようなワードがたくさん出て、遠慮ない会話も新鮮でした。お二人ともとっても芝居が上手ですね。トップ娘役として組の看板背負っていると言ってました。
今のトップ娘役さんって、男役さんを立てて自分が前にでることがない気がするのですが、当時の娘役さんってかっこいいなあ、存在感がすごいですね。
男役のナンバーは、麻乃さんが演じたかったようです。白城さんは身長もありかっこいいです。麻乃さんは、お顔も人形みたいで背も可愛らしいので、もう超可愛い男役さんって感じです。
白城さんの恐竜パジャマ!可愛かったです~。舞台で観れない姿を観るのはうれしいですね。
麻乃佳世さん
麻乃さん(よしこさん)は、涼風真世の熱心なファンだったことから宝塚歌劇を志望、芸名「佳世」の「世」は「真世」からとったそうです。ファンの女の子が憧れのスターの相手役になれるなんて、涼風さんのために生まれたようなもの!シンデレラっているんですねえ。
1988年、宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は41人中3番で、優秀なんですね。
そして、よしこさんは、美少女と言う言葉しかないです。本当に宝塚的な超美人です。伝統的お団子ヘアも似合う、真に美人な方です。
白城あやかさん
白城さんは、2014年「時を奏でるスミレの花たち」を観たのですが、現役時代と全くお変わりない!!むしろ大人の色気を増して現在はさらに素敵でした。
そして、このディナーショーの際は、みずみずしいです。よしこさんが先に退団されるので、トークでは寂し気な発言もありましたが、麻乃さんとは音楽学校からオフも仲良しなのが、とても伝わります。
お二人とも当時の宝塚を背負っている存在だったんだなと思います。美人すぎますから!
まとめ
現在のトップ娘役さん達も同期はありますが、組を超えてこういう企画は面白いと思います。
麻乃さん、白城さんのディナーショーは現在のミュージックサロンの原型でしょうか?この後トップ娘役の退団に伴いサロンは開催さています。
「So Long 」のような構成は同期の親密度によりますが、こういう企画があるのも宝塚愛だと思います。