宙組、次回公演「異人たちのルネサンス」のポスターも絵画のような風合いですでに期待が高まります。
さて、
大好きだった宙組お披露目公演、「天は赤い河のほとり」「シトラスの風」。
千秋楽も大盛り上がりでした。
「天は赤い河のほとり」
チケット難ということもあり、みなさん千秋楽で初めて観た様子の方もおられたようで、
「原作をだいぶ端折っている」なんて声も聞こえました。
初日近くと千秋楽の違いは、
ナキア様のお化粧がより目がつり上がったと感じました。
キックリさんって、ほほにキラキラつけてました？途中からつけだしました？そばかすみたいな。
マギーさんがお疲れのような感じが…
など感じましたが、
私が思うこの作品の一番の魅力は、ヒロインが一緒に戦い国を築くスタートになるということ。
戦うヒロインは共感できるし、ラムセスはチャラ男と言いながら、やはり将軍なので、女性を追いかけ回さない潔さが格好良かったですね。
「シトラスの風」
このショーは何度観ても良いです。
その時の気力体力で感情って変わります。勝手にも自分へのエールのように感じ…そういう浄化作用でいいですよね？
千秋楽「明日へのエナジー」で号泣(;_;)/~~~してしまいました。
太陽コロニーを背景に凛々しいトップスター真風さん。ここでも人の誇りにふれた気がして涙。
神々しかったです。
あいさつ
千秋楽の生徒さんの最後のごあいさつ。
東京のあいさつはいつもみなさん、本当に終わりだから挨拶もさっぱりしています。
マギーさんのごあいさつ。
男性ファンも多いのでしょうか。「マギー！！」の掛け声にこちらがちょっと笑ってしまいました。
そして、もう、何も言い残したこともなく、その身体から感謝だけが漂っていました。
人は辞めるとき、こんなふうに美しくなれるんだ。それは、ここが花園だから？？
トップスターの真風さん！
挨拶もまなざしも心が通っていたというか、心映えがこうありたい！と思いました。
トップスターって、上に立つ人って鋭いだけじゃだめかもしれないですね。
みんなに愛されるには、いい意味で鈍を感じるのが必要かもしれません。
そういう意味では、真風さんはとても好感をもてる支えたくなるトップだと思います。
真風さんの懐、広くて、その姿に千秋楽は感動しました。
舞台裏事情何も知りませんが、こういうのが「愛」でしょうか。
お披露目公演は大盛況のうちに終わりました。
こんなにヒットするという宝塚の制作担当の方々改めてすごいですね。
