新年から心ふるえます 「ひかりふる路」東京公演 感想 

本日「宝塚観劇始め」でした。今年一年が宝塚から始まっていいスタートが切れました♪

気になったのは3つ。

①ほぼすべて曲がものすごくいいです!しめつけます。ワイルドホーン氏の曲って、カノンのようにメロディを繰り返すのが、心にグッと響きます。

②舞台装置、衣装が斬新です!舞台斜めいっぱいにギロチンの歯をイメージした装置。想像でを掻き立てる処刑台です。

らせん階段も用いた酒場や祭りの広場?奥行きを十分感じます。

③登場人物が多いから二役演じてる人が多い。

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感想

ロベスピエール(望海 風斗)

ロベスピエールも孤独な人だったんだと知りました。恐怖政治に走っていく理由がわかったように思います。だいもんさんは、丁寧な役作りですね、いつも。セリフのひとつひとつが効きやすく、歌声も聞き入ることができ、まあやちゃんとの目をつむって聞いていますと、声色が合っているんです。

鳥肌が立つくらい美しいです、まあやちゃんとのデュエットソング。劇団は素晴らしいですね。感動を与えるペアを発掘するとは!!

マリー=アンヌ(真彩 希帆 )

まあやちゃん、下級生ですか?かつて野々すみ花さんが「宝塚の北島マヤ」と呼ばれましたが、まあやちゃんもマヤ系ではないでしょうか?

初日インタビューの映像で、「あのー、あのー、」を連発しているのを見ると、大丈夫かな?と思ってしまうのですが、役になると、まあやちゃんの顔は消え、フランス貴婦人でした。天才系かもしれません。

声が透き通って、よく通って聞きやすく、声がみずみずしいんですね。これぞトップ娘役です。本人比ではなく、確実にうまいです。これからオペレッタのような歌の舞台も観て観たいです。

ダントン(彩風 咲奈)

咲さんスタイルすごくいい~!ダントンがこんなに豪快でリーダーシップがあったとは。「1789-」に出るダントンはそれほど重要に描かれていないので、新たに知るところがありました。

咲さん、役に忠実ですが、ちょっと滑舌が聞き取り憎いのですが…?!早口なのでしょうか。容姿や笑顔はとてもカッコよくてもったいない。

タレーラン(夏美 よう )

ロベスピエールよりタレーランの方が政治家手腕としては上だった、という印象を残しました。終われないと次は破滅。というセリフを2度繰り返すのも重みがありました。

ハッチさんは、さすがですよねえ。「ナポレオン眠らない男」でタレーランが出てきましたが、やはり敏腕で裏で操っている感がありました。

ハッチさんのタレーラン、生き残った誇りがありました。

カミーユ(沙央 くらま)

コマさんのお化粧が好きです。両性的ですよね。髪型も研究され本当にフランス人のようでした。地声のままって感じたのですが、セリフも聞き取りやすいです。サヨナラを惜しみます…

マノン・ロラン夫人(彩凪 翔 )

翔ちゃんの女役を初めて観たのですが!キレイ!!転向した大湖せしるさんっぽく感じました。翔ちゃん背が高いから、ハッチさんの手が翔ちゃんの胸に…の場面、ハッチさん背伸びし手入れようとしてる??

サン=ジュスト(朝美 絢 )

歌がうまい、美貌の革命家そのもの、髪型がカリスマ的な印象を植え付ける。色々工夫されていました。ロベスピエールを崇拝するのが行きすぎて操っているようにも見える演技がうまかったです。あーささんも芝居のキーマンにのような立場になってきたのですね。

美形が雪組にあっていました!

ガブリエル(朝月 希和 )

きわちゃん、組替えになっていきなり目立ってます!お顔はキュートですが、以外と声が低めだったんですね。ガブリエルみたいなおかっさん役、新鮮でした!夫婦愛もあって、情熱的なキスも!咲ちゃんとお似合いでした!このコンビ素敵です~♡