東宝で何度も再演を重ねる「屋根の上のヴァイオリン弾き」。
前回は実咲凜音さんが、ヒロインをつとめました。
作品全体が問題作というか。ストーリーは難しくないですが、難しいテーマです。
ユダ人の迫害。迫害される側の家族の絆、葛藤の話です。
公演50年の中で、長女ツァイテル役は淀かほるさん、涼風真世さん、杜けあきさん、香寿たつきさん、匠ひびきさん、貴城けいさん、水夏希さんら宝塚の元トップが演じているとのことです。
この役はみりおんのような雰囲気が柔らかい方が合っていました。
ぜひ一度は観ていただきたい作品。
特に、今年は大変な年。
「どんなときにも明るく」という思い。
ロシアが支配してる世の中でユダヤ人が生きていくのは、
屋根の上でヴァイオリンを弾くくらい不安定なこと。
それでも面白おかしく、たくましく生きていくということ。
日程、会場
2021年2月6日～3月1日
日生劇場
キャスト
テヴィエ 市村正親
ゴールデ 鳳 蘭
ツァイテル（長女） 凰稀かなめ
ホーデル（次女） 唯月ふうか
チャヴァ（三女） 屋比久知奈
