今週末に初日を迎える『幕末太陽傳』『Dramatic “S”!』、大劇場はほぼ全日程満席です。
そんな中、初舞台103期生に怪我のため休演者(部分休演)が出てしまったこと、残念に思います。ラインダンスのお稽古場風景がアップされた後だけに、ご本人も本当に残念ではないでしょうか。
落語
初日直前に、
「プレ・ステージ!!~歴史のトビラをたたく~#2 雪組公演『幕末太陽傳』」の番組を拝見しました。この番組がとっても楽しかったです!
雪組生、専科の2人を交えた全出演者で、大阪府池田市にある「落語みゅーじあむ」へと向かい、古今亭文菊師匠の「お見立て」「居残り佐平次」を聞く様子。
雪組さん、皆さん聞き入ってました。役づくりのお勉強も兼ねて熱心です。
師匠、お若い方なんですね。落語の師匠さんっておじいさんのイメージでした。
講談後に師匠と早霧さん、咲妃さんの談話もありました。師匠はお一人で舞台を務める楽しさと、少しの寂しさを語ってくれます。一人何役もされる師匠に、ちぎさんは感嘆しているご様子。ゆうみちゃんは、それぞれの空想で笑うところが同じなのがいい、とおっしゃいます。
私も落語は敷居が高いと感じ経験がないのですが、最近、若い女性が寄席に行くのが流行っているそうです。会社帰りに本屋さんの一角で椅子を並べて、など。ワンドリンク付きで聞けるところもあるそうです。
雪組さんは、公演の予備知識もあるかと思いますが、とてもすんなり聞き入っていたご様子です。案外、楽しめるのかも知れませんね!
品川宿
永久輝せあさんは、物語の地である東京・品川へレポートしていました。
江戸東京博物館で江戸時代の庶民の暮らしや生活に占めるお金の割合などを見学していました。
お相撲の国技館の隣にあるこの博物館、わたくし、東京にいながら行ったことないのです。江戸のものが詰まっているんですか!
かつての品川宿を探して、実在した相模屋跡周辺に残る関連の地を巡ります。
品川宿、駅からかなり奥の方にありました。相模屋の跡地は現在はコンビニになっています。
宿場の歴史は、ちょっと宝塚向きではないのですが、吉原も品川宿をライバル視していたほど品川は繁栄していたそうです。品川宿のお客は、僧侶と江戸屋敷の武士が多かったとか。
海が近いから女郎と客が抜け出すこともあったそうで。。
まとめ
この舞台が落語を元にしているのであれば、リアルな女郎屋の話ではなく、宝塚歌劇の美しさと江戸庶民の面白さと快活さで、新しいジャンルの作品になりそうです。
東京では観劇前に品川宿に寄ってみてると観劇の楽しみが倍増するでしょう♪