千秋楽を迎えた大劇場公演『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』。充実期と言える花組の次なる公演に期待を膨らませています。
数々の女性と浮名を流し、ヴェネツィアの風紀を乱した罪で投獄されたカサノヴァは周到な計画を立て、見事脱獄を果たす!!
作品について
祝祭喜歌劇と題された1本物、トップなって代表作を残してきた明日海さんにふさわしい華やかな後半戦ですね。明日海さんが花組のトップスターで本当によかった!華やかと聞いてまず思い浮かぶ稀代のトップさんだと思います。
カサノヴァを題材で有名な宝塚の作品は小池先生作「カサノヴァ夢のかたみ」です。そちらも参考にするのでしょうか?生田先生、稀代プレイボーイをどのように料理するのでしょうか?
カサノヴァは、詩人や作家、聖職者、政治家、詐欺師、錬金術師、そしてスパイ……どれが本職かわからない人生を女性遍歴とともに描くのは、それだけでわくわくしますね。
ヴェネツィア大公の姪、ヒロイン、ベアトリーチェに仙名彩世さん。彼女との出会いが、カサノヴァの運命を大きく揺り動かして行く。修道院での行儀見習いを終えたばかりという設定も、ゆきちゃんらしいですね。
理想の愛を求め、彷徨い続けるカサノヴァが最後に辿り着くところとは……
水上都市ヴェネツィアを舞台に、カサノヴァの新たな冒険が今、幕を開ける……!
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しかし都内映画館でパンフレットが売切れてるんですね...