名作をさらりと『凱旋門』感想

名作とうたわれる「凱旋門」。観てまいりました。
凱旋門と夕陽、パリのカフェ、ブローニュの森、バカンス、映画のような風景というのも楽しみのひとつでした。
特殊な状況でなら、こういうものか…という感想です。

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感想

ラヴィック 轟 悠

今の轟さん等身大の人物ではないでしょうか。
ラヴィックは壮年の印象です。
人として当たり前のことをしてるのに、投獄されたり、暴行される時代。
亡命者は犯罪者ではないのに、罪なき罪で裁かれ、それに怯え生きる時代。
精神がおかしくなりそうですよね。
そんな中、自然の営み、恋にのめりこんでいくのはごく普通です。
ジョアンを好きなのに、しっかり抱きしめてあげられない葛藤、第3国へ行こうにも難しい状況。
置かれている立場への苦しさがとても伝わってきました。
ラヴィックの苦しさ全身で表現するのは難しいんだろうな。
力の抜け加減というんですか。なめらかに演じる轟さん、きっと今だからできるのではないでしょうか。

ボリス・モロゾフ 望海 風斗

ラヴィックが脱力系ならボリスは肉食系。
自分のことが第一。
とてもわかりやすく、それでも亡命者同士通じ合うのは素敵だなと思います。
シャンソンがとても聞きやすく、粋でした。
トップ時代に2番手役を演じるのもいい経験なのではないでしょうか。

ジョアン・マヅー  真彩 希帆

演じ方によれば女性に嫌われるような感じですが、ジョアンは必死だと思います。
自分に自信があるわけではなく、いつも不安。
いい暮らし、女性として華やかな世界にいたいと思うのは当然だと思います。
現実的な女性だと思います。
あまりにストレートだから男に炎上されてしますのですが、
そこをうまくできない、だますことができないのがジョアンの純粋さかなと思います。
パンフレットのジョアンきいちゃんの表情とてもいいんです。
きいちゃんの演技はとても好感もてます。

アンリ・ジャルダン 彩風 咲奈

もう、シトラスのような咲ちゃん!
出は少ないですが、かっこよくて足長くて、見た目は清涼剤です。
この役は炎上型なのがびっくりですが…

ヴェーベル 彩凪 翔

白衣と黒髪だけでノックアウト!
咲ちゃんといい、翔ちゃんといい…
いい男過ぎます。
立場的には順風なフランス人でラヴィックのよき理解者。でもそれ以上のことはできない傍観者でもあり、
ごく普通の人なんですよね。

ハイメ・アルヴァレス 朝美 絢

アコーディオンを弾いたり、ちょいちょい可愛い演技で和ませる役。
この役、もっと下級生でもいいんじゃないですか?
あーささんには役不足な感じが…

シュナイダー   奏乃 はると

いいですねえー。不気味なシュナイダー。
この役はもっと怖くてもいいかも。

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