恋の組み合わせは…『ダル・レークの恋』 感想

『ダル・レークの恋』

セットも衣装も曲も美しかった~!

宝塚かつての曲は、終わった後も主題歌が耳に残る覚えやすい曲です。

湖も現代の技術で鮮やかに。

ラッチマンは最上の美しさ、品の良さ、

男役12年目として、男役が旬な月城さん。色気もたっぷりでした。

脇を固める役者さんもうまい!

特に気になったキャストの感想です。

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感想

ペペル  暁 千星

どうしても可愛くいい人に見えがちな暁さん。悪役は難しいかもしれません。

ペペルは前科12犯の悪党には見えませんでした。

マフィアでもないし、インドの悪党って難しいですよね。

プロローグとフィナーレはダンサー暁さんらしく、華やか。

クリスナ  風間 柚乃

おっとりした育ちの良いクリスナの雰囲気を出していました。

年上の正妻をもって振り回されているけど、

カマラに対して優しく、人にはいい領主なのだろうなと思いました。

ラジアの威厳は感じました。

王族や貴族は男性がおおらかなのでしょうか?

インディラ 梨花 ますみ

クマール一族を仕切っているような長老。クマール家は女性が強い印象。

チャンドラより発言権あるかもしれません。

カマラの運命を決定することを言い、迫力と胆力がある人物。

専科の方が出演され、舞台が引き締まります。

アルマ 夏月 都  

夏月さん、きれい!

物事を楽観視せず、最悪なことを想定して判断する切れ者の妻。

こういう人は一族に絶対必要で適役でしたー!

チャンドラ 千海 華蘭

大金持ちの余裕と油断を表現できる、千海さん。何を演じてもうまい方。

千海さんは、ルックス、芝居、歌、どれもうまくてすごい!

小柄でいらっしゃるのに、チャンドラが一族の長という威厳を感じました。

リタ きよら 羽龍

声も感情も可愛らしいし、上手です。

ただ少しお化粧が、素地をもっと生かすような工夫があるといいのかな。

カマラとの対比であるリタを等身大で表現しました。

リタのように自分に正直になって傷つく方が後悔しないと思います。

カマラもリタのようになれたらよかったのに、と思います。

ビーナ 詩 ちづる

ビーナを可愛く初々しく演じた詩さん。

短い出番で歌が2曲と恵まれています。

愛らしい容姿と類い希な歌唱力で今後にとても期待しています。

お芝居もじっくり観たいですね。

前回の記事↓

心潤う『ダル・レークの恋』 感想

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