心潤う『ダル・レークの恋』 感想

『ダル・レークの恋』

月城かなとさんの正統派二枚目、久しぶりに堪能させていただきました!!

完璧なルックス、歌声、表情、もう絵ですね。

それとともに、昔の先生の素晴らしい感性に敬服いたします。

男役をここまで素敵に魅せる、巨匠の先生方、すごいです。

現代でも心打つのは、恋は不変なんですね。

月城さんのお口から、「男と女」なんて台詞が出た瞬間

クラクラしてきました。。。男前すぎる。

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感想

ラッチマン 月城 かなと

私の夢のひとつでもあった、ラッチマンを月城かなとさんで。

念願叶って、やっぱりラッチマンは急遽の男役。

ラッチマンは思うところがあって、身分を偽っていて、

昔はわからなかったけど、ちょっとそれは、女性にとって過酷だなと。

身分制度のあるインドで姫に平民の自分を愛してほしいというのは

女性のリスクが大きいし、ほとんどは別れを選ぶでしょう。

ラッチマンは、素の自分を愛した女性なら受け入れたのでしょうか。

『風と共に去りぬ』のバトラーを思い出しました。

女性が悔い謝っても、心を閉じて許さない男性。

今すぐとは言わなくても、猶予がほしいし、許す気配がほしい。

もう、一生逢わないとか言わないでほしい。

ラッチマンは素敵だけど、何が正解なのでしょう。

人生は短いなら、両思いなら、勘違いや環境のせいなら許して

幸せに暮らせばいいのに、本当に人生は短いのですから、と思いました。

カマラ 海乃 美月

とてもカマラに同情します。

カマラは当時の姫としたら正しかったし常識人。

美しくも悲しい気高いヒロインです。

海乃さんは、カマラの細かい感情を気品と恋する乙女の感情を

丁寧に作っていました。

ラッチマンと過ごすひとときは幸せそうで、湖畔のセットも素敵で

似合いの二人でうらやましいです。

スカーレットを思わせるカマラ。

この恋がいつか年を取ってまた実りますように…

そう思わずにはいられないほど切なかったです。

フィナーレの衣装のスタイルのいいこと。

腹筋が割れて、美しすぎます。

前回の記事↓

初日 愛され続ける『ダル・レークの恋』 月城かなとのラッチマンは 

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