「ポーの一族」制作発表会から2週間ほど経ちました。キャストボイスから、出演者の意気込みも通常の公演より熱く感じます。お客様からのメッセージも、原作ファンの方も多数いらっしゃるようで、まず、花組さんのビジュアル力の高さに期待大!!という感じです。
やはりいまの花組はビジュアルを最大限生かす時期かもしれませんね。ルックスだけでなく、明日海さん始め、仙名さんもストイックな役者ですから、中身も濃い舞台であるのは確かです。本当に、天は二物以上を与えても、こなしていくのですね…
その裏側の努力もすごい!!
制作発表会
主人公のエドガーの明日海さん!歌といい、雰囲気といい、なめらかに動いているのが不思議です。同じ世界に生きてると思えない…|д゚)
耽美感というのでしょうか。美しいを突き詰めた感じ。宝塚が観る芸術になっていく気がしますね。
シーラをヒロインにすることで色んな意見が寄せられているとか。エドガーが14歳の設定で年をとらないから?宝塚のテーマであるトップコンビの恋愛に収まらないから?
ゆきちゃんの歌唱力がすごいから?
小池先生は、
「年齢設定はあいまいにした。ヒロインをメリーベルではなく、あえてシーラにした。舞台化が発表されて以降、さまざまな意見をいただいた。『萩尾は許しても、私は許さない』というファンもいた。原作の名場面がないなど、いろいろな意見が出ると思うが、今の視点で成立させたい」
原作を舞台化って難しいですよね。賛否両論ある。
結論は、「今の視点」。
この時期に成立できると先生が思ったのだから、きっとできる。そしてキャストと演出側みなさんの挑戦です。
明日海 りお
エドガーについては、萩尾先生の“画”を拝見して、そこから“彼はどんな声をしているのだろう”と、私自身のイマジネーションを最大限に活用して挑まなければなりません
さすがのみりおさんでも、エドガーはまだまだ見えない難役かもしれません。期待へのプレッシャーがあると思いますが、先生が選ばれたのだから期待以上かもしれません。きっと、初日は清々しくいらしてると思います。
仙名 彩世
役作りにはストイック過ぎると評判のゆきさん。役が荒削りの中、製作発表で大変かと思います。
役として息づけるように、そして、先生方の思いのすべてをご観劇いただくお客さまにお届けできるように
柚香 光
明日海さんに負けず劣らずの美貌、れいちゃん。3番手から2番手昇格で貫録も出て、大劇場で二人の並びを早く観たいです。エドガーがくるくるの髪の毛で、れいちゃんの方はストレートで、すごーくこちらも素敵です。
今までのれいちゃんの印象は、クールだと思っていたのですが、「はいからさんが通る」の時も原作を熱く語るのを聞いて、あ〜熱い方なんだわと思い直しました。
多くの方々から大切にされ、愛され続けている作品ですので、原作ファンの方々、そしてご観劇くださるすべての皆さまに喜んでいただけるような作品づくりをしていきたい
れいちゃんの役作りも大注目ですね!!