東京公演『蒼穹の昴』新人公演は配信で観れるチャンスがあるのが好きです。
東京の新人公演チケットが運良く当たった時もありました。
劇場の空気が本公演と違うんです。異様な盛り上がりというか、見守り隊というか。
『蒼穹の昴』、本公演もよかったですが、新公は削るところはカットし、
要所は押さえて若手の感動的なフレッシュな作品。
宮廷の場面など、新公人数だけなのに、たくさんの人々の存在を感じました。
感想
梁文秀 華世 京
メイクもよく、背が高いので宮廷服よりもスーツを着た際の格好良さが際だつ。
見た目でも真ん中が似合う新人ですね。天海祐希さん級?
物語でも首席を張るプライドがにじみ出て、地位ある人は民を守る意思を
強く感じました。信念のある主人公が素敵です。
歌も伸びやかで気持ちよく歌ってる感じですね。
李玲玲 音彩 唯
音彩さんくらいの等身大で演じられる役柄なのでしょう。設定が自然でした。
愛らしく、歌も健気さが伝わり好印象。
どろんこのお顔も可愛かったです。
洋装になってもレディで、文秀と夫婦になるといいな・・・と思います。
李春児 一禾 あお
ラスト場面、きらきらな瞳の一禾さん。チュンルの健気で一途なイメージにぴったりです。
チュンルの方が物理的にも苦労してるので応援したいですが・・・
希望を捨てず、努力家なチュンルを懸命に演じてよかったです。
一禾さんの必死さがチュンルに重なりとてもよかったです。
李鴻章 咲城 けい
戦争をカットされたので出番が少なかったですが、どっしりした大物軍人でした。
本公演が軽い殿下なので、そのギャップがよかったです。
順桂 紀城 ゆりや
お芝居、丁寧に作ってました。本役さんではよくわからなかった心情を紀城さんで見て
わかったようなこともあります。
落ち着いたお芝居もうまい男役さんです。
西太后 夢白 あや
おばあちゃまには見えませんが、声をだいぶ枯らして辛かったと思います。
本役さんでは光緒帝への母性愛はよく伝わらなかったですが、夢白さんでは
光緒帝への気持ちを感じました。決して政敵になりたいわけじゃないということ。
男役さんが演じるような役なのでしょう。
光緒帝 聖海 由侑
本役の蘭琴も可愛い!と思っていた男役さん。
注目した新人さん①!綺麗なお顔に優しい物言い。光緒帝にぴったりでした。
Fairlyタイプですが、今後のお役にも注目のスターです。
白太太 愛羽 あやね
注目の新人さん②!
老人メイクが自然で、物腰もうまかったです。京さんのお役を上手に伝えることができる
新人さん、中々いませんよね。
今後も注目の新人さんです。
黒牡丹 壮海 はるま
注目の新人さん③!
壮海さんは以前から、うまいな~と思う新人さんです。黒牡丹が最初誰かわからず、
だけどとても上手で、やっぱり壮海さんか。
稀代の役者、でも重病、だけどチュンルに全てを託したい尊厳ある存在。
本役さんも素晴らしいですし、壮海さんもとても上手でした。
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